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2023.08.01

「Pick & Shoot! in 仙台」 イベントレポート FIBAバスケットボールワールドカップ2023 ユースリーダー 遠藤アユム

 2023年8月にフィリピン・インドネシア・日本 (沖縄) の3か国にて開催される 「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」 では、リサイクルパワーを原動力とする公式マスコット「JIP (ジップ) 」を通して、環境保全の取り組みを広く伝えることをミッションとしています。その活動の一環として、バスケットボールのルールを取り入れた対戦形式のゴミ拾いゲーム「Pick & Shoot!  (詳しくはこちら) 」を7月17日、宮城県仙台市で開催いたしました。 

 今回の「Pick & Shoot!」には、大会の日本ローカル・アンバサダーであるB.LEAGUEに所属する、仙台89ERSの志村雄彦社長に特別ゲストとして参加していただき、30名ほどの一般参加者と活動を行いました。

 参加者はまずチームブラックとチームホワイトの2チームに別れ、3分間の作戦会議で掃除するエリアや分別方法を決定。ヘッドコーチ役の志村社長からはバスケットボールの試合さながらの熱い激が飛び、ゴミ拾いのコツを伝授。みんなでハドルを組み、「1、2、3、仙台!」の掛け声で 「Tip Off !!」。試合開始となりました。

 チームキャプテンを中心にゴミ拾いに向かった参加者は、仙台89ERSのホームアリーナである「ゼビオアリーナ仙台」周辺エリアにて、およそ30分間清掃活動を行い、資源ごみの分別といった環境保全についての理解を深めました。小学生から大人まで、幅広い世代の方に参加していただき、清掃活動を通して参加者同士の交流を深めることができました。

 会場周辺は、比較的ゴミの少ない清潔なエリアでしたが、歩道の脇や樹木の下などには多くのゴミが落ちており、参加者の皆さんが一生懸命にゴミを拾う姿が見られました。

 拾い終わったゴミは、分別のルールを確認しながら参加者同士で分別しました。そして最後は、バスケットボールに見立てたゴミ袋を、ゴール (ゴミ箱) にシュート!

 白いゴミ袋の普通ゴミは2点、黄色いゴミ袋の資源ゴミは3点としてカウントし、集めたゴミの量を競い合い、見事チームホワイトが勝利 !

 ゴミ袋十数個分にも及ぶ量のごみを回収することができ、参加者の皆さんは充実した表情でイベントを終えました。

イベント終了後には、仙台89ERSの志村社長にワールドカップに対する思いをインタビューしました。
仙台市も試合開催地となっていた2006年のワールドカップ(旧世界選手権)では、試合会場に何度も足を運んだという志村社長。日本で本大会が開催される意義などをうかがいました。

 また、ゼビオアリーナ仙台隣接の「あすと長町杜の広場」では、FIBAバスケットボールワールドカップの優勝チームに贈られるネイスミス・トロフィーが日本全国を巡る「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 トロフィーツアー presented by J9」のイベントも開催されました。

 本物のトロフィーの展示だけでなく、フォトスポットやシューティングチャレンジ、わなげなどが行えるブースを設置し、多くの来場客に写真撮影などを楽しんでいただきました。

 トロフィーツアーには仙台89ERSの岡田泰希選手も来場し、シューティングマシーンでは華麗なシュート姿も披露。ファンの皆さんとの交流を楽しみました。

 なお、 当イベント「Pick & Shoot! in 仙台」には、「Pick&Shoot!」を考案したユースリーダー (※1) 5名が企画・運営として参加いたしました。以下に、ユースリーダー2名のコメントを掲載いたします。

ユースリーダー  中戸川 紗理

「世界的な権威である本大会を開催するだけではなく、開催国として何を残すことができるのかという視点から、企画・運営を行うことで、参加者のみなさんにとって、バスケットボールの楽しさと環境問題について身近な部分から取り組むことが出来るという点について学んでいただけたのではないかと思っています。」

ユースリーダー  遠藤 アユム

「暑い中でしたが、参加者と交流しながら清掃活動を行うことが出来ました。企画段階では不安な点も多くあったのですが、環境保全について考えてもらう良いイベントに出来たのではないかと感じています。」

※1 ユースリーダーとは

FIBA財団のユース・リーダーシップ・プログラムは、青少年が自分自身と地域社会のために明るい未来を創造するためのスキルと機会を与えるものです。このプログラムでは、バスケットボールを通じてリーダーシップとライフスキルを学びます。ユースリーダーたちは、Basketball For Good の精神を世界中に広げながら、地域社会にインパクトを与えるプロジェクトを立ち上げています。

本イベントにおける、ユースリーダーの活動については、こちらを参照ください。

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