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2023.08.10

「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023 1ヶ月前イベント in 渋谷」 イベントレポート FIBAバスケットボールワールドカップ2023 ユースリーダー 渡邊 瑛

 2023年8月25日からフィリピン・インドネシア・日本(沖縄)の3か国にて開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の1ヶ月前イベントを7月24日、東京都渋谷区で開催いたしました。

 イベントでは、バスケットボールのルールを取り入れた対戦形式のゴミ拾いゲーム 「Pick & Shoot! (詳しくはこちら) 」 や、バスケットボールの技術と環境問題を同時に学ぶことができるプログラム 「3Rアクション」、そしてプロバスケットボール選手たちによる子どもを対象としたバスケットボールクリニックが行われました。
 今回の1ヶ月前イベントには、ココリコ 田中直樹さん、カジサックさん、サンロッカーズ渋谷から田中大貴選手とベンドラメ礼生選手、アルバルク東京からマスコットのルーク、3人制バスケットボール3×3のTOKYO DIMEから黒田亘選手、藤岡麻菜美選手、鈴木慶太選手、そしてFIBA バスケットボールワールドカップ 2023公式マスコットのJIPがゲストとして参加しました。

 まず参加者は3グループに分かれ、バスケットボールの技術と環境問題を同時に学ぶことができるプログラム 「3Rアクション」 を行いました。
 各ゲームにはゲストの皆さんにも参加いただき、一緒にゲームの盛りあげやバスケットボールスキルへのアドバイスを行っていただきました。
 「3Rアクション」 1つ目のプログラムは、参加者を魚に、鬼をペットボトルに見立て、ドリブルをしながら鬼ごっこをするゲーム 「ドリブルアウェイ」 です。参加者は鬼ごっこを楽しみながら深刻化する海洋汚染問題について理解を深めました。


 「3Rアクション」 2つ目のプログラムは、パスを出し合いながらリユース出来るものを言い合うゲーム 「リユースアシスト」 です。参加者は2人1組のペアを作り、リユース可能なものを熟考しながらゲームに取り組んでおり、初対面の方と楽しみながらパスを出し合っていました。


 「3Rアクション」 3つ目のプログラムは、リサイクル出来るものと出来ないものを判断し、シュートに挑戦するゲーム 「リサイクルシューター」 です。参加者はチームで相談をしながらゲームに挑戦し、シュートが決まると大喜びする姿が見られました。


 
 「3Rアクション」が終了すると、参加者はチームブラック、チームホワイトの2チームに分かれ、バスケットボールのルールを取り入れた対戦型ゴミ拾いゲーム 「Pick & Shoot!」 に臨みました。
 「Pick & Shoot!」 は ゴミ袋をバスケットボールに見立て、一般ゴミは2P、資源ごみは3Pとして2チームで拾ったゴミの得点を競う、バスケットボールのゲーム要素を楽しみながら資源ごみの分別について学ぶゲームです。
 参加者はゴミの拾い方について試合前の作戦会議で議論を重ね、ゲストの皆様もそれぞれ分かれて対決に参加し、参加者と勝利を目指した熱い意見交換を行いました。


 対決が始まると参加者は勢いよくゴミ拾いをスタートさせました。限られた時間ではありましたが、渋谷区役所からセンター街にかけての幅広いエリアで沢山のゴミを拾うことができました。
 今まで意識したことのない場所でゴミを発見された参加者の方も多く、より一層環境問題への意識を高めるきっかけになったかと思います。ゲストの皆さんもゴミを見つけようと必死に探し、特にカジサックさん、ココリコ田中直樹さんのお二人は両チームのゲームキャプテンということもあり、参加者の皆様と密にコミュニケーションを取っていました。


 ゴミ拾い対決の時間が終了すると、拾ったゴミを分別する作業を行いました。参加者はチーム内で協力し、役割分担を行いながら作業を進めました。ゲストのサポートもあって、スムーズにゴミの分別を行うことができました。

 そして、ゴミ拾い対決の最後に結果発表を行いました。参加者は特製のバスケットボールゴールにゴミ袋を投入し、得点を集計していきました。チーム全員で得点を声に出すなど大いに盛り上がったほか、子どもたちが積極的にゴミ袋を入れる役割を果たしてくれたこともあり、ゲストの方々を含め参加者全員で一体となって楽しむことが出来ました。


 「Pick & Shoot」 の終了後は、3人制バスケットボール3×3のチームである TOKYO DIMEの選手によるバスケットボールクリニックが開催されました。クリニックでは黒田亘選手、藤岡麻菜美選手、鈴木慶太選手が子どもたちに技術指導を行いました。
 選手の皆さんは基礎的な練習の中にも面白さが入ったメニューを考案し、子どもたちも笑顔で楽しくバスケットボールに取り組んでいました。
 クリニックの中盤では2チームに分かれてシュート対決を実施。子どもたちはゴールをめがけて積極的にシュートを放ち、決まると大喜びしていました。
 最後には選手と子どもが1対1で対決。プロ選手の技術の高さと厳しさを味わいつつも、必死に食らいつく子どもたちの姿が見られ、会場は大いに盛り上がりました。
 子どもたちにとってはプロバスケットボール選手との貴重な交流機会となり、ますますバスケットボールに対する熱意が高まった1日となったことでしょう。

 なお、 当イベント「FIBA バスケットボールワールドカップ2023 1ヶ月前イベント in 渋谷」には、ユースリーダー (※1) 5名が企画・運営として参加いたしました。

 以下に、ユースリーダー5名のコメントを掲載いたします。

ユースリーダー 渡邊 瑛
 世界中の様々な国の方々にお集まりいただき、FIBAバスケットボールワールドカップに向けた今回のイベントを盛り上げることが出来ました。
 各プログラムへ積極的に参加してくださった参加者の皆様、そして関係者の皆様に感謝申し上げます。
 このイベントの目的の1つであった「ただスポーツをプレーするだけでなく、バスケットボールを通じて環境問題について考える」ことを達成できたのではないかと感じています。今後も大会本番に向けて、ファンの皆様と共に日本中を熱く盛り上げていきたいです。

ユースリーダー 岡積 優希
 バスケットボールの魅力をより多くの方に発信するだけでなく、環境問題に対して考えるきっかけを創り出すことを目標としてきた中で、参加者の皆様がバスケットボールを楽しみながら、環境問題に対して真剣に考えている姿を見て、とても意味のあるイベントを開催できたと感じています。
 このイベントで得た経験を活かして、本大会がより素晴らしい大会になるように、我々もユースリーダーとしてより一層の努力を重ねていきたいと思います。

ユースリーダー 中戸川 紗理
 まず初めに、本イベントに関わってくださったすべての皆さまに感謝いたします。
 本イベントにおいて、各国の参加者の方々がバスケットボールを通して交流し、国境を超えて環境問題について考える姿から、あらためてとても意義のある活動であることを実感しました。
 バスケットボール、そしてスポーツが持つ力を再認識するとともに、バスケットボールの楽しさと活動を通して社会へメッセージを伝えていくことに大きな使命感を感じ、今後とも多くの人に届けていきたいと思いました。

ユースリーダー 遠藤 アユム
 まずは本イベント開催に関わっていただいた全ての方に感謝いたします。
 イベント開催にあたっては、メンバーと試行錯誤を繰り返しながら、少しでも良い形にするべく準備してきましたが、無事に終えることができ、ホッとしています。
 本イベントならびにワールドカップをきっかけとして、環境保全の取り組みが少しでも多くの人に伝われば嬉しいです。
 ワールドカップも、ぜひ皆さんで一緒に盛り上げていきましょう!

ユースリーダー 岸本 洋汰
 FIBA バスケットボールワールドカップ 2023 1か月前イベント in 渋谷」を盛況のうちに終了できたことを大変うれしく思います。また、このイベントに尽力してくださった渋谷区の方やゲストの方をはじめとした多くの方々、足を運んでくださった参加者の皆様には感謝いたします。
 イベントを終えて、私は、このイベントに関わった全ての人が、共にバスケットボールを愛し、これからの豊かな社会を築いていくファミリーであると実感しました。
 これからも私たちの活動が、バスケットボール界や国際社会に寄与するものであると信じて、多くの方々に届けていきたいと思います。

※1 ユースリーダーとは
 FIBA財団のユース・リーダーシップ・プログラムは、青少年が自分自身と地域社会のために明るい未来を創造するためのスキルと機会を与えるものです。このプログラムでは、バスケットボールを通じてリーダーシップとライフスキルを学びます。ユースリーダーたちは、Basketball For Good の精神を世界中に広げながら、地域社会にインパクトを与えるプロジェクトを立ち上げています。
 本イベントにおける、ユースリーダーの活動については、こちらを参照ください。

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